top of page
――いつまでこんな無意味なことを続けるつもりなのだろう。
これは他の誰のためでもない。
杜撰で、醜悪で、愚鈍な
どうしようもない世界のための鎮魂曲。
――プロローグ――
それは、神々が同朋を犠牲に戦いを終わらせたあの日から
わずかに未来の話。
翠霊・エルクローザは、友人を失った悲しみに日々暮れていた。
どうして、どうして。
なぜあの子の不幸を終わらせてあげられないのだろう。
嘆く神の声は誰にも届かない。
それは、世界に対しても同じことだった。
悲しみは繰り返す。
どこかの誰かの愚かな行動により――
彼女は、また現実へと引き戻されたのだった。
――本編――
GALLERIAにて不定期連載中
https://galleria.emotionflow.com/71515/gallery.html
――キャラクター――
bottom of page